SK-i代表中村のブログ

月別: 2016年2月

今すぐ役立つ「尾木ママの教え」~「わかる」と「できる」の違い!!~

先月、全国に衝撃を与えたスキーバスの大事件。

すでに皆様、報道でご存知だと思いますが、
尾木ママこと、
法政大学教職課程センター長・教授 尾木直樹さんの
大切なゼミの生徒さんたちが甚大な被害にあわれました。

まだ、その事件の渦中であり、
負傷された生徒さんや、ショックを受けた生徒さんのケア、
そしてご遺族への対応に一生懸命の日々を過ごしておられます。

そんな中、
2月18日木曜日にさせぼ夢大学での講演のため
予定通り、佐世保に来ていただき、
心のこもった教育についての
お話を聞くことができました。

講演会は2000人収容のアルカスSASEBO大ホールが
3階席までほぼ満杯になるという大盛況!!

講演後の書籍のサイン販売会の列が捌けるまでに、
約30分かかるという大人気ぶりでした。

講演後、ラッキーなことに
講師を囲んで食事をするというチャンスに恵まれ、
少人数の席だからこそ聞ける
耳よりなお話を聞いてきました。

まずは
「わかる」と「できる」の違いの話。

この話は、アメリカで行われた
教育に関する、ある実験の話にさかのぼります。

契約社会のアメリカでは、
公募制(もちろん謝礼金あり)で、
1年間実験の対象となる子供を集め、
Aの方法と、Bの方法で教育した場合、
どちらが良い結果になり、どちらの学力が落ちてしまうのか!
などという実験が行われているのです。

日本ではまずありえないですよね!
自分の子供が所属したグループでは、
1年後に学力が落ちてしまった・・・なんて
とても許されないでしょう。

しかし、契約社会のアメリカでは可能なのです。

このような実験がありました。

A:誉める先生のクラス
B:厳しく叱る先生のクラス

1年後の結果は、
A:誉める先生のクラスが、36ポイント差で成績が伸びて、
B:厳しく叱る先生のクラスは、学力低下がみられたそうです。

さらに、同じ誉めるのでも、
どこをどのように誉めるのかも実験が行われました。

A:「頭が良いね」と能力を誉める先生のクラス
B:「ここを頑張ったね」と努力やプロセスを誉める先生のクラス

これは難しい問題ですね!
みなさんは、どう思われますか??

1年後の結果は、

A:「頭が良いねー」と誉める先生のクラスは、
「頭がイイと誉められる」ことが目的になり、
確実に誉められる「簡単な問題」にばかり取り組みたがるようになりました。
結果、「難しい問題」を避け、チャレンジしなくなる傾向が出たそうです。
将来伸びなくなる、典型的なパターンだそうです。

B:「努力を誉める」=プロセスを誉める先生のクラスは、
「努力」を誉めてもらえるのだから、
難しい問題にも「挑戦」していきました。
一回でできなくても、挑戦や努力を誉めてもらえるので、
結果、実力はどんどん向上していったそうです。

実は、ここに
「わかる」と「できる」の違いのヒントが隠されています。

例えば、小さな子供に、
ひたすら計算等のやり方を
「トレーニング」する方法は、
脳の一部分を鍛えることで、
一応「できる」ようにはなるそうです。

しかし、それはトレーニングの結果「できる」のであって、
自分で理解して「わかる」のではない・・・と。

しかも、そういったトレーニングで「できる」子どもは
小学校5年生以上になって
応用力を求められるようになったら
対応できなくなることが多いそうです。

そこで、必要になるのが
「地頭(じあたま)」

脳科学でいう「地頭」が良いとは、
記憶や集中力を司る「前頭葉」や
「海馬」の働きが活発で、
考え抜く力があるということ。

それは、遊んでいる時にこそ
鍛えられ、育つのだそうです。

だから、小学校4年生位までは、
遊びの中の様々な体験を通して、
「地頭」を鍛え成長させることが
大切なのだそうです。

もうひとつ面白いお話があります。
東大合格生に対するアンケートで、
「家の中のどこで」受験勉強していたか?
という問いに対して、
約半数以上が同じ答えだったとか。

どこだと思われますか?

その答えは

「リビング」です。

リビングは家族や、おじいちゃんおばあちゃんがいるところ。
そこは「安心」できる場所。

「安心」すると、
脳の「海馬」が膨らむのだそうです。

そして集中力・記憶力が増すのだそうです。

その全く逆が、勉強合宿のようなツメコミ勉強。
これは逆効果で、頭が悪くなりますよ!と
尾木ママから優しいアドバイスをいただきました。

子どもさんの勉強法に、
もう間にあわないかたは、お孫さんの勉強法の
参考になれば幸いです。

そして、現役で仕事をしている私たちも、
遊ぶときは遊んで「地頭」を鍛え、
「安心」する環境で、集中力・記憶力を増して、
「プロセス」を誉め合いながら
「挑戦」していきたいものです!

2016年2月24日     0 Comments

「ゴールは決める、手段はオマカセ」モチベーションアップの秘訣

まだ20代後半だったころ、
夏の佐世保の一大イベント
「西海アメリカンフェスティバルin佐世保」に関わりたくて、
佐世保青年会議所に入会しました。

希望通り、憧れのアメフェス委員会に配属してもらい、
第5回目のアメフェス準備のため毎晩遅くまで頑張りました。

その頃の委員長は、
「よかよかお前に任かすっけん!」
「ばってん、こいとこいだけは守れよ!!」
と言って下さった田端茂先輩でした。

おかげで、アメフェス初のサブステージ
「ドラゴンステージ」を立ち上げ、
仲間とともにMC(司会)を任せてもらい、
どんな進行にするか、どんな演出にするか、
企画まで任せてもらいました。

もちろんボランティアですから、
報酬はありません。

ですが、チームは皆やる気満々!!

西海アメリカンフェスティバルは
「明るい豊かなまちづくり」
と日米交流をテーマに掲げたイベント。
参加する人達に、
感動してもらえる時間をつくることが目的です。

なんで、あれほど沢山の人達が、
一生懸命、無償で働いていたのか、
今でも不思議に思うくらいですが、
そのカギは、
「目的の共有」そして「手段を任せてもらう」こと
だったのではないかと思います。

いくら目的に共感していても、
細かい進め方まで先輩達に決められていたら
たとえ、報酬をもらっていたとしても、
やる気が出なかったかもしれません。

「自分達が出したアイディアが、
実行され、形となって
人々を感動させ、喜ばれる」
その面白さ、達成感は
何ものにも代えがたいものでした。

だからモチベーションの高いチームが出来上がって
イベントは成功し続けていたのだと思います。

ところで、このモチベーションは
イベントに限ったことでしょうか?

実は、日々の仕事でも同じなのではないか?
と、感じています。

先週のメルマガでもご紹介した
ジェームス・スキナー著
「原則中心~会社には原則があった~」
http://www.amazon.co.jp/dp/4863940319
によると、

「手段を決めずに、部下に仕事を任せることができるのは、
ミッションを共有しているからである」

「みんな同じ目的を持っていれば、
相手も自分同様にそのために頑張るはずだ」

とあります。

「豊かになった現代においては、
人の手を買うことはできても、心を買うことはできない。
人の背中を買うことはできるが、マインドを買うことはできない」

「心とマインドは、主体的に提供しなければならない」

「つまりボランティアなのである」

とまで、言っています。

現代においては、従業員さんといえども
そのモチベーションは、
実質的にボランティアの時と同じように、
主体的に行動できる環境でなければ
高めることは難しいというのです。

先週のメルマガで、
2つの対照的なレストランでの出来事をお話ししましたが、
まさに、この心とマインドの問題、
そして、モチベーションの差を感じました。

「ゴールは決める」

そして、

「手段は任せる」

そんな、モチベーションの高いチームを目指して
これからも、日々修行を積んでいきたいと
心を引き締めています。

2016年2月17日     0 Comments

人がモノに見えるトキ!

忙しい日々の中で、
人を人として認識できていない事ってないですか?

例えば、コンビニのレジでお金を払っている時、
レジの店員さんを、パーソナリティのある個人とは感じられず
まるでモノのように感じてしまっている。

・・・と同時に、
レジの店員さんからも、
自分がパーソナリティのある個人としてではなく、
単に、代金受領処理や、作業処理の順番をこなすための
モノみたいに扱われている。
そんな印象を持つことってないですか?

先日、友人達と2泊3日のスキー旅行に行った時の話です。

1日目の夜は、ホテル内の数ある飲食店の中から
「鍋の写真」と、「新潟の地酒」というメニューに引かれて
「N」というお店を選択!

とても忙しい様子の割には
あまり待たされることもなく、
泡が美しいビールと、料理が運ばれてきました。

しかし、私達の食事の進みかたにはお構いなしに、
どんどんメニューが運ばれてきます。

先付や刺身に続いて、
あっという間にメインの鍋まで出てきたかと思うと、
まだ「新潟の地酒」を飲みながら話しているところに、
もう白ご飯が運ばれてきたのです。

さすがに、
「ご飯は後で持ってきてほしい」と一度下げてもらいました。

一通り料理をたいらげ、
最後にご飯を持ってくるようお願いすると、
先ほどのご飯を温め直したような
固いご飯が出てきました。

スキー場のレストランはこんなものかな?
とあきらめ気分で、店をあとにしました。

スタッフの視点は
「お客様の満足」よりも「お店の経営効率」を見て
「客をいかに回転させるか」に向けられているようでした。

私達が、まるでモノとして扱われているような印象さえ
感じてしまいました。

2日目の夜、
今度は、ちょっと高級そうな、
和食のお店にチャレンジ!

メニューの価格帯が、昨夜のお店よりワンランク高いうえ
品数が少なく、どうしようかと思いましたが、
ラストオーダー21時まで、あと30分しかなく
その店に入ることにしました。

すると・・・・、
お店の店員さんの応対が昨夜の店とは
ゼンゼン違います!

運んでくる料理について、
詳しく説明してくれます。

その料理を【食べたことがあるからこそ言える】
心のこもった説明なのです。
一つひとつのメニューが、さらに美味しく感じました!

あっという間にラストオーダーの時間、
そして閉店時間が迫ってきます。

すると、まだ若いその店員「Sさん」が、
「どうぞゆっくりと味わって楽しんでください。
私が責任もちますから、22時くらいまでは大丈夫ですよ!」
と言ってくれたのです。

まだ若い女性スタッフが、
私が責任もちます!と営業時間を超えて滞在してよいと
自分の判断で言えるお店。

まさに、お客様のことを見て仕事をしているお店でした。

締めのご飯も、昨夜のご飯はいったいなんだったの?というくらい、
見事に美味しい新潟のお米のご飯が出てきました!

素晴らしく美味しい料理と、
Sさんの接客に感動した私達は、
「明日のお昼もこのお店に来よう!」ということになり
Sさんにそう伝えました。

その時のSさんのとびきりの笑顔。

その様子は、
働いているお店への愛情と自信。
そしてお客様に喜んでもらう事に
彼女自身が心から喜び
満足している事がわかりました。

パーソナリティのある人が、
私達をパーソナリティのある人として
扱ってくれたという感じでした。

今回の経験で思い出したのが
ジェームス・スキナー著
「原則中心 ~会社には原則があった!~」という本。
http://www.amazon.co.jp/%E5%8E%9F%E5%89%87%E4%B8%AD%E5%BF%83-%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E3%81%AB%E3%81%AF%E5%8E%9F%E5%89%87%E3%81%8C%E3%81%82%E3%81%A3%E3%81%9F-%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%8A%E3%83%BC/dp/4863940319

「現場のスタッフ」が、「上司」のことばかり見て、
「上司」は「経営者」のことばかり見て、
「経営者」は、自分の報酬とクビを左右できる「株主」ばかり見ていると
誰もお客様のことを見ていない
「人をモノとして扱うような状況」が生まれてしまう
というくだりです。

「現場のスタッフ」が権限を委譲され、「お客様」の事を見て、
お客様に感動を与えていると、
「上司」はその「現場のスタッフ」が抱えた問題を
解決するサポート役になり、
「経営者」も、その「上司」をサポートする。

『お客様のニーズが満たされると、売上が向上し、
利益率が高まり、株主がその結果として潤う』

『利益は直接追求することができない。
お客様のニーズに応える活動の副産物として生まれるまでである』

「本」に書いてあることを実際に体感できた
二晩の夕食の時間でした。

2016年2月10日     0 Comments

「書いているとき」が「考えているとき」

アイディアや企画を考えたり、物事を決めようと考えている時、
「自分が考えているところ」をイメージすると、
どんなスタイルが思い浮かびますか?

★3択問題にお付き合いください★

1 腕組みをして、足も組んで、じっくりと考えている姿

2 気分を変えようと、景色の良い場所や、
カフェに出向いてコーヒー片手に思索に耽る姿

3 机に向かってひたすらノートに書き出している姿

私は、つい2番に傾いていきそうです・・・・・

が、1と2は「考えている」のではなく・・・
・・・「悩んでいる」事になるそうです。

考えていると言えるのは、3番のみ。

「書いている」ときだけ、
「考えている」と言える。

アイディアはあなたの頭の中に、
そして私の頭の中にもあります。

しかし、アイディアを顕在化し、
世の中にデビューさせるには、
書きだすことが必要なのです。
誰の頭の中にでもあるアイディアを
いち早く言葉にして顕在化させた人が
そのアイディアを「考えた人」になれるということです。

私も、企画会議や、お客様との打合せ、商談には
必ずノートを持参し、書きこんでいます。
第一の目的は、まず忘れないように(笑)。
次に、頭の中を整理するためです。

約8年前から愛用し、現在41冊目となるノートは、
「KOKUYOのCAMPUSノート(ドット入り罫線)」
というB5判のノートブックです。

横書きスタイルの通常のノートですが、
「ドット入りの罫線」がポイント。

横罫線の上に、等間隔にドットが入っているので
ドットがあたかも縦の罫線のように使えるので、
文頭が揃うし、図やグラフなどもキレイにかけます。

このノートに、時系列でとにかく何でも記入していきます。

このように、考える時にノートは使っていましたが、
「考え抜く」という事について
最近読んで、なるほどと思った書籍があります。

「あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか」
論理思考のシンプルな本質
津田久資著 ダイヤモンド社刊
http://diamond.jp/category/s-toudaisotsu

この本には
「書いて」⇒「考える」
・・・についてのヒントが詰まっています。

実際のビジネス現場にも通じていて
印象的だったのは、
「ひとまず情報収集」をやるとプロジェクトは失敗する。
徹底的に思考して多様な仮説を引き出し、
その中から価値のありそうな仮説に対して
情報収集による検証を行う、という事。

とにかく「考え抜く」ことの大切さを
あらためて実感しました。

論理思考に興味がある方はぜひ読んでみてください。

かの有名なエジソンは、
生涯3500冊のノートを書き潰すという
膨大な量を、書いて考えていたそうです。

私も、
3500冊を目指して、
現在41冊目のノートに
「考えぬいた」事を書いていきたいと思います。

2016年2月3日     0 Comments